高齢化によって島で増え続けている耕作放棄地。人の手が入らず放置された畑は、景観の悪化や外来植物の繁茂を招いてしまします。島を訪れる旅行生の力を借りつつ、これらの耕作放棄地を再び畑としてよみがえらせて、在来作物の復活、地産地消の推進、島の特産品づくりを行う活動が2012年からスタートしました。
5,600uの畑の再生には、不発弾調査の事業を活用しました。その後、手作業で石拾いを行い、高齢者の経験や技術を生かしながら農産物づくりに取り組んでいます。
島らっきょうやいも、季節の野菜のほか、地域の在来作物の復活を目指すため、戦前から栽培されていた多様な豆類のうち、
ウツマミ(下大豆)の栽培に2014年3月から取り組んでいます。